本好き漫画好きの読書ブログ

読んだ本の感想やおすすめを紹介するブログです。本の紹介もしています。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

苺飴には毒がある

苺飴には毒があるは、砂村かいりさんの青春小説です。主人公の寿美子は、幼なじみのれいちゃんという毒友との関係に悩みながら、自分の夢や恋を追い求める物語です。 毒友とは、毒にしかならないのに、情があって離れられない友達のことです。寿美子は、れい…

汚れた手をそこで拭かない

「汚れた手をそこで拭かない」は、芦沢央さんのミステリー短編集です。2020年に文藝春秋から出版されました。5つの物語が収録されており、それぞれに人間の欲望や罪悪感、復讐や裏切りなどのテーマが盛り込まれています。タイトルは、人の心に潜む汚れや闇を…

三千円の使いかた

「三千円の使いかた」は、原田ひ香さんの小説です。お金というテーマを通して、三世代の女性たちの人生を描いています。お金の使い方は、その人の価値観や幸せの基準を表すというメッセージが込められています。私はこの本を読んで、自分のお金に対する考え…

推し、燃ゆ

推し、燃ゆは宇佐見りんさんの芥川賞受賞作品です。ままならない現実を生きる女性がアイドルに夢中になり、けれどもそのアイドルが暴行事件を起こして引退を決めてしまい、心の拠り所の喪失に直面する様を描く物語であります。 主人公のあかりは、地下アイド…

人間標本

人間標本というタイトルに惹かれて読んだのですが、湊かなえさんらしいイヤミスでした。 蝶に魅せられた研究者が美少年たちを標本にするという猟奇的な殺人の話ですが、語り手が変わるたびに新たな事実が明らかになり、最後まで読者を惑わせます。 蝶の知識…

頭のいい人が話す前に考えていること

この本は、頭のいい人が話す前にどのように考えているかを明らかにし、誰でも思考の質を高めて、人の心を動かすコミュニケーションができるようになる方法を教えてくれる本です。本書では、頭がいい人が話す前に考えている7つの黄金の法則と、頭のいい人にな…

N

私のおすすめの本は、『N』というタイトルの本です。 この本は、全六章からなり、読む順番で世界が変わるという斬新な仕掛けがあります。 一つの物語が720通りの物語になるというのは、とても面白いと思いました。 この本の中で、私が一番好きな章は、第三章…

言の葉の庭

言の葉の庭は、新海誠監督が自ら小説化した作品です。 雨の日に新宿御苑で出会った靴職人を目指す高校生の孝雄と、謎めいた女性の雪野の物語です。二人は雨の日だけ約束もなく会うようになり、互いに惹かれていきます。しかし、雪野には重い過去と秘密があり…

変な家2

各短編は、不気味で奇妙な家の間取り図と、それにまつわる怖い話が描かれています。栗原さんは、その間取り図に隠された秘密や意味を見抜いて、筆者と読者に説明してくれます。しかし、それだけではなく、すべての短編が最後に繋がって、驚くべき真相が明ら…

すべての恋が終わるとしても―140字の恋の話

この本は、冬野夜空さんが書いた、140字で綴られた恋の超短編小説集です。恋の始まりと終わり、そして再会をテーマにした、切なくて感動的な物語がたくさん詰まっています。読者は、登場人物たちの感情や思いに共感したり、考えさせられたりするでしょう。 …

傲慢と善良

傲慢と善良は、辻村深月さんの直木賞受賞作品です。 婚約者の真実が失踪したことをきっかけに、彼女の過去や人間関係を探る架の視点と、真実自身の視点で物語が展開されます。婚活や結婚にまつわる様々な感情や葛藤が描かれており、読者に刺さる部分も多いと…

告白

告白は、湊かなえさんのデビュー作で、第6回本屋大賞を受賞したミステリー小説です。この本の感想を一言で言うと、「衝撃的」です。物語は、娘を殺された女性教師が、犯人である生徒に復讐するというプロットから始まりますが、そこから様々な登場人物の視点…

ファブル

ファブルの漫画は、裏社会で伝説となった天才殺し屋「ファブル」が、一年間の休暇を命じられて表社会で普通の生活を送るという物語です。この漫画の魅力は、以下の3つの点にあると思います。ファブルのキャラクター性:ファブルは殺しのプロですが、表社会で…

リコール

リコールは、Carlos KeuKeuJ.Jという作家による青年向けのサスペンス漫画です。表向きは平凡な「七色タクシー会社」が、実は「revenge-call」という秘密の復讐代行サービスを行っているというストーリーです。乗客が希望する方法で、ターゲットに復讐をする…

自分革命の起こし方~本来の輝きを取り戻し、幸せな恋愛とブレない私を手に入れる魔法

この本は、恋愛×自己啓発YouTuber「イルティの恋愛革命ch」の初著書です。イルティさんは、自分の心の仕組みを理解し、自分に自信を持ち、無条件で愛される私になるための方法を具体的に教えてくれます12。恋愛だけでなく、人生全てを好転させられるような考…

ちひろさん

ちひろさんは、安田弘之さんの作品で、元風俗嬢の自由な女性が小さな街で暮らす様子を描いた漫画です。私はこの漫画が好きです。理由は以下の通りです。 ちひろさんのキャラクターが魅力的です。 彼女は社会の常識や価値観にとらわれず、自分の思うままに生…

時を稼ぐ男

時を稼ぐ男は、三崎優太さん(青汁王子としても知られる)の自伝的な本です。彼のビジネスでの成功と失敗、お金と時間の価値についての考え方、アフィリエイトやSNSでの発信力の重要性などが書かれています。私の感想としては、とても興味深く読める一冊でし…

黄色い家

黄色い家は、川上未映子さんの最新作で、芥川賞と直木賞のW受賞を果たした話題の小説です 主人公は、家出した少女の花で、同じ境遇の仲間たちと「黄色い家」と呼ばれるアパートで暮らし始めます。しかし、彼らは生活費を稼ぐためにカード犯罪に手を染めるこ…

成瀬は信じた道をいく

<公式ホームページより>成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると…

エレファントヘッド

エレファントヘッドは、白井智之さんの本格ミステリーです。 精神科医の象山は、家族を守るために時間を遡ることができる謎の薬物シスマに手を出してしまいます。しかし、そのせいで人知を超えた殺人事件に巻き込まれていくことになります。 この本は、特殊…

アリアドネの声

アリアドネの声は、地震によって地下に閉じ込められた三重障害の女性を、ドローンを 使って救出するというストーリーです。 この本は、スリリングでハラハラする展開に引き込まれるという評価が多いようです。 特に、ラストのどんでん返しは驚きと感動を呼ん…

セルフチャネリング

この本は、自分の心の奥にあるスピリチュアルな声を聞く方法を教えてくれる本です。著者の上本真砂未さんは、チャネリングの専門家で、多くの著作を出しています この本では、チャネリングとは何か、どのようにして行うか、どんな効果があるかなどを、とても…

成瀬は天下を取りにいく

この本は、滋賀県に住む中学生の成瀬あかりが、自分のやりたいことに全力で取り組む青春小説です。 成瀬は、西武大津店の閉店を阻止しようとしたり、漫才コンビを組んでM-1に挑戦したり、高校ではかるた班で全国出場を目指したりと、奇想天外なことに挑戦し…

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウは、自己啓発小説のベストセラーです。 主人公は、冴えないサラリーマンで、夢も希望もありません。ある日、突然、インドの神様ガネーシャが現れて、彼に29の課題を出します。それぞれの課題は、成功するための秘訣や偉人のエピソードが散り…

「40代から手に入れる「最高の生き方」 今すぐ知っておくべき人生を左右する「やっていいこと」「わるいこと」

「40代から手に入れる「最高の生き方」 今すぐ知っておくべき人生を左右する「やっていいこと」「わるいこと」」は、いれぶんさんという著者の自伝的なエッセイです 彼は30代で年収8桁になったものの、自律神経失調症になり救急搬送されるという経験をしまし…

本当の自由を手に入れるお金の大学

本当の自由を手に入れるお金の大学は、お金に関する知識やアドバイスを初心者でもわかりやすくまとめた本です。 経済的自由とは、資産所得が生活費を上回っている状態のことで、そのためにはお金にまつわる5つの力を高めることが必要だと説いています。 私の…

ノルウェーの森

ノルウェーの森は、村上春樹の代表作の一つで、青春時代に生と死に直面した主人公とその周りの人々の恋愛や友情を描いた小説です。 この本の感想としては、私はとても感動しました。 村上春樹の文体はとても美しく、登場人物たちの心情や感情が細やかに描か…

今日、誰のために生きる?

今日、誰のために生きる?という本は、アフリカのブンジュ村で絵を学びながら人生の教訓を得たSHOGENさんと、その体験をもとに幸せに生きる方法を解説したひすいこたろうさんの共著です この本は、自分のために生きるということの大切さを教えてくれます。ブ…

死体は語る

死体は語るは自分の経験や知識をもとに、さまざまな死因や事件について語るノンフィクションです。 金スマで知って買って読んでみました。 この本は、読者に法医学の魅力や重要性を伝えるとともに、人間の生と死について考えさせる作品です。 本の内容がリア…

冒険の書

冒険の書 AI時代のアンラーニングは、起業家の孫泰蔵さんが書いた本です。 この本は、AIの発展によって変わる世界と教育について、80の問いを通して考える物語です。 私はこの本を読んで、とても感動しました。孫さんは、自分の経験や知識をもとに、学びや仕…