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嫌われる勇気

『嫌われる勇気』は、アドラー心理学を研究する哲人と、人生に悩む青年の対話形式で書かれた自己啓発本です。

 

この本は、人はいつでも変わることができ、幸せになることができるというメッセージを伝えています。

 

そのためには、過去の原因ではなく、現在の目的を考える目的論の考え方を身につけることが大切だと説いています。

 

また、自分の課題と他者の課題を分離し、自分の人生を自分のために生きること、他者との競争ではなく、共同体感覚を持って貢献すること、いま、ここを真剣に生きることなど、アドラー心理学の基本的な概念や実践方法をわかりやすく紹介しています。

 

 

私の感想としては、この本は非常に読みやすく、興味深い内容でした。アドラー心理学は、自分の人生に責任を持ち、自由に選択するという考え方であり、それができれば幸せになれるというのは、とても魅力的だと思いました。

 

特に、課題の分離という考え方は、自分の幸せを他者に左右されないようにするための有効なツールだと感じました。自分の人生を自分のために生きるというのは、嫌われる勇気が必要だと思いますが、それができれば、自分も他者も尊重できると思います。この本を読んで、自分の人生について考え直すきっかけになりました。